26.BROMPTON Quick Release Seat Clamp

 およそ1ヶ月ぶりのブロンプトンネタになります。

購入して12年目になるブロンプトンですので、いろいろな消耗部分にガタがくるのは当然です。

で、最近、気になっていたのが、走行中に段々とサドルが下がってくることでした。乗っているうちになんだか下がった感じがするので、信号待ち等でクイックリリースを解除してサドルを引っ張ると「数センチ」ですが上がるのでした。


ということで、さっそく部品を購入。それがこちら。






社外品もたくさん出ていますが、私はあくまでも純正品を使用します。


ということで、さっそくサドルを外し、シートピラーを抜いてみます。





シートスリーブの交換も考えたのですが、汚れてはいるものの厚みはまだ大丈夫そうです。


抜いたシートポストはせっかくなので脱脂します。シートピラーは手で触ったり、走行中に泥や油が付着して意外と汚れています。




10mmのレンチを仕様して部品を外していきます。





トレイの上部に外した部品、下部に新しい部品を並べてみました。





ご覧の通り、交換するのはシートクランプのみなので、リアフレームクリップ等は汚れを落として再利用します。


部品を組み付ける前にキレイにしておきます。






新しいシートクランプに、順にパーツを通していきます。





真ん中のリアフレームクリップに樹脂製カバーを被せることによって上に跳ね上がるのを抑止する構造になっています。





シートピラーをフレーム下から入れ、サドルを装着して交換作業は終了となります。






新しいシートクランプで10kmほど走ってきましたが、サドルが下がることもなく快適に走行できました。


ちょっとしたリペアですが、新しい自転車を買ったかのように楽しく走行してきました。




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