先日のことですが、飲み会の場で大先輩から「東北本線はかつて、海線と山線があって、岩切から品井沼間で二手に分かれていた。」 というお話しを伺いました。
ネットで調べてみると、いろいろな情報を得ることができたのですが、自分の足で確かめてみたいと思い、本日行ってきました。
ということで、いつもよりは遅めの(笑)仙台駅出発です。
品井沼駅から利府駅まで歩いて確かめてこようと思います。
ということで、品井沼駅に到着。
現在の駅舎は令和2年3月1日から営業開始になったようです。ちなみにかつての駅舎の写真はこちら。
12年前にブロンプトンで輪行した時の写真です。この駅舎も風情があって好きなんですけどね。
駅舎の前にこんな表示がありました。
上図の青色のコースがまさに私が今から歩こうとしているコースです。
線路に沿って歩いていると先日乗った快速湯けむり号が仙台駅に向けて走っていきました。
大菅踏切あたりで新線と旧線に分かれているようです。
別アングルから。
道路が旧線、線路が新線となります。
この道路に沿ってしばらく歩くと、
トンネルが見えてきました。
この写真だけでも、ここがかつて線路だったということが伝わってきます。
もう少し近寄ってみると、
内部に照明は点灯していますが、ちょっと怖いです。(笑)
でも、ここを通らないと次に行けないので通ります。
内部の様子。
おそらく昔は蒸気機関車が通っていたと思うので、天井部分がやけに黒いです。
トンネルを出て、しばらく歩くと、旧線と新線の橋梁。
葉っぱで見えづらいですが、どちらも立派な橋桁です。
タイミングよく、貨物列車が走っていきました。
まだまだ、旧線と新線の並走は続きます。
一旦、山線跡が切れますが、
間も無く、また山線跡が復活します。
左に利府街道、奥に三陸道が見えるなか、山線跡が真っ直ぐに残っています。
煉瓦造りの橋台がまた出てきました。
いかにも電車が通るためのカーブ、といった曲がり具合です。
今はバス停になっていますが、赤沼信号所跡です。
利府街道と並行しながら、まだまだ山線跡は続きます。
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