55.EVERNEW EBY254

 先日、河原で朝食をいただいた時に、改めてアルコールストーブの偉大さを認識しました。


そして、先日、海で朝食をいただいた時は固形燃料の偉大さを認識しました。


ということで、最近、構造がシンプルな火器に心奪われている私ですが、またまたポチッとしてしまったものがこちら。







エバニューのチタンアルコールストーブEBY254です。重量わずか34gという超軽量アルコールストーブです。


箱を開けるとこれが出てきます。





すでに持っているトランギアのTR-B25と比較してみましょう。


先ずは大きさ。





トランギアは直径7.5cm×高さ4.5cm。


エバニューは直径7.15cm×高さ4.2cm、ということでエバニューの方が一回り小さい感じです。


重量はトランギアが110gなのに対してエバニューは34gということで、真鍮製とチタン製ということもあり圧倒的にエバニューの方が軽いです。


軽いもう一つの理由は、トランギアには消火用の蓋が付属するのに対してエバニューは本体のみというところも重量の違いに表れています。






エバニューの潔いところは消火について、「燃料は使い切ってください」と書いてあるところです。蓋で消すという発想ではなく、燃料を使い切って消火というところに私は感動しました。(笑)

最初からそれがわかっていれば、燃料も余計に入れることなく、燃料の節約にもなるのではないかと思います。


底面のデザインはどちらもそれぞれ良い点があると思います。





個人的にはエバニューの方がカッコイイというか、日本人好みだと思います。


燃焼の様子を比較してみました。






炎の色を見てもわかる通り、トランギアが赤っぽい色の炎に対し、エバニューの方は青い炎ということで、エバニューの方が火力が強いと思われます。ただし、燃費は悪く、この後、先に消えてしまったのはエバニューでした。(この燃焼実験はどちらも同じ量のアルコールを入れています。)


登山等のなるべく荷物を減らしたり、軽くしたりする際にはエバニュー、雰囲気を楽しみたい時にはトランギア、という使い分けができそうです。


先日のスノーピークのチタンマグカップからチタンの軽さに感動している私でした。









コメント